はじめに
横隔膜とは肋骨の下部に付属している筋肉、いわゆるインナーマッスルです。
この横隔膜を使えるようになると、一部で繋がっている大腰筋の動かしやすさにも良い影響があると考えられます。
反対に大腰筋を使って走ることで肺活量を高めることもできるというわけです。
当ブログの筆者のレベルとしては、この記事を書いている現在、横隔膜を動かしての呼吸のトレーニングの最中ですが
今までのトレーニング過程で得た知識を挙げていきます。
横隔膜をトレーニングするメリット
筆者が横隔膜をトレーニングしようとしたきっかけはより良い腹式呼吸を行えるようにするためです。
腹式呼吸とは、呼吸の一種ですが、一般的には呼吸の種類は胸式呼吸と腹式呼吸の2種類に分けられています。
胸式呼吸は肋骨を優位に働かせることによってする呼吸であるのに対し、
腹式呼吸は肋骨下部に膜のようについている横隔膜を優位に働かせて行う呼吸になります。
一度で吸える呼吸の量を比較すると、胸式呼吸は肋骨が動くもののため実際に皮膚を通してでもわかるようにわずかにしか動かないものですが、
腹式呼吸で動かす筋肉である横隔膜は最大で深さ6cmほど動かすことができるそうです。
これだけで、腹式呼吸の方が良い呼吸であるということが一目瞭然です。
腹式呼吸の難しさ
しかし、腹式呼吸は良い呼吸であるとしても、あまり多くの人はこれをうまく行うことができていないということが現状だと思います。
それは、横隔膜がうまく動かせていないからです。
横隔膜のトレーニング方法は基本的に呼吸で使うものであることから実際に呼吸をすることがメインになります。
ただ呼吸をいつも通りに行ったとしても、もともと横隔膜を使えている人ならスムーズにできますが、そうでない人には難しいです。
というのも、横隔膜はインナーマッスルであり、体の表面上ではなく深層に位置されるため、普段使えていない人には、意識して使えていることを感じられるものではないからです
よって、トレーニングを行う際には、何らかの手がかり、すなわちコツのようなものを知る、得ることが重要になってきます。
単独では難しい横隔膜の動かしを、他の連動筋との関わりを理解して、それを意識して、行うというアプローチなどがあります。

他にも火の呼吸なんてものもあるのでオススメです!