はじめに
大腰筋を知っている人はここを読み飛ばしてください↓
大腰筋とはこれらの記事で述べているものです


大腰筋を鍛えられるまでにかかる時間
大腰筋を使えるまでにかかる時間は早いとおよそ1年だとされています
この「フットボールネーション」という漫画でも大腰筋についての取り扱いがあります

毎日正しい方法でコツコツと続けることが大切です。
一年以上かかるかもしれませんが,
その一方で程度というものはありますが、一日に意識して取り組む時間が多く取れれば取れるほど効果は速く感じられます.
どれほどの効果が出ることが結果につながったかという判断の基準は人それぞれだと思いますが、
ぼく自身がサッカーをしていて、試合で大腰筋を使えている恩恵が実感できるまでに10か月ほどかかりました.
筋肉自体の変化にかかる時間
筋肉の神経系自体は1か月程度で改善できるものとされています。筋の肥大化はそこからさらに2~3か月程で生じてくるそうです。
専門的に言うと、トレーニングから1か月ほどは筋繊維の元となる単位数であるモーターユニットの数が増加し、さらに、2~3か月経つと筋肉量の増大、いわゆる筋肥大を実感できるようになってくるということです。
皆さんがサッカーに限らずとも、何らかのトレーニングをしているときに最初の数週間は上達が速かったことがあり、そのあと少し伸びが遅くなりスランプのように感じたことがあるとしたらこの期間にあてはまるかもしれません。
大腰筋を身につけることが難しい理由
先の文章を読めば筋肉の構造的に3か月あれば大腰筋を使えるようにするには充分じゃないのと方も思われる方もいることでしょう。
かくいうぼくもそう思っていました、しかし大腰筋を使い慣れるまでには個人差があります
一番早く順応できると思われるのは立つことができ始めた頃の赤ちゃんでしょう。
というのもかかる時間の個人差の要因として一番に癖が関わってくるからです。
一度大腰筋を上手く使えていない歩き方や走り方という癖を身に着けてしまうと意識的に改善しないことにはそれを直すことはとても難しいです
さらに悪いことに癖というものは年数を経るにつれてしみついていってしまい、一つの癖は他の悪い癖も身につけることに繋がって終いかねません
よって、大腰筋を使えるようにトレーニングをするには大人よりも子供、さらに言ってしまうと、幼少期であるほうが理想です。
ただ、子供のころから大腰筋を扱えるようにするには近くに大腰筋というものを直接知っているかどうかを別にしても
運動、特に走り方(あるいは歩き方でも)をよく理解した方(多くは親や指導者)がいればよいですが。
たまに行われる陸上教室などのイベントでもは大腰筋を使えるようにする走り方の指導が行われることはあります。
しかし、少しだけ走り方を教えられた程度では大腰筋をうまく扱えるようにはなるのは難しいと思われます。
というのも知識として深く理解して自分で練習を考えておこなうことができるか、詳しい人に見てもらい定期的に高頻度でアドバイスを受け取るかをする必要があるからです。
大腰筋をはじめとして正しい歩き方や走り方に関する知識、感覚を自身で理解することは大切です。
そのため大人になってから大腰筋を扱えるようになろうとするにしても理解度という点では子供よりは少し有利になるものです。
大人の方でこれから歩き方や走り方を改善したいと考えていられる方はこのサイトの記事や、他の情報源から知識を得ると同時に
実際に試行錯誤をしながらトレーニングしていただき、気持ちよい歩き方、走り方を出来るようになられることを願います。
ただし、積み重ねてきた年月分の癖というものが強ければその分長く改善にはかかってしまうので一気にできるようにしようと気負いすぎず少しずつ、一つずつ慌てずに改善していくことが大切です。